WA003便 >>> 「アクア復活」 ポートランド国際空港(KPDX) - シアトルタコマ国際空港(KSEA) アメリカフライト#3

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どうもこんにちは、アクアです。

Boeing B737-823 Advanced VC FSX & P3D という、FSXデフォルトの機体を改造した無料のアドオンがあったので、早速ダウンロードしてみました。このアドオン、GPWSのコールアウト機能やワイパー、FMS、コックピットの窓ガラスの開閉など、デフォルトよりも随分と進化した機能が装備されています!(ただし、コールアウトは僕の環境では機能しませんでしたが....)

 

それでは、快適な(?)空の旅をお楽しみ下さい。


Dr. Smith 「航空身体検査、合格です」

アクア「良かったー」

 

やっとMorton General Hospitalを退院し、機長業務に復帰したアクア。車に乗って、空港に向かいます。

 

駐機場に着くと、、、、あれ、飛行機がない!

ってか、副操縦士の咲帆もいない!!!

 

<Calling from Sakiho Amano>

 

あ、コーパイから電話だ。

 

アクア「Hello? How's it going?」

 

咲帆「キャプテン、遂に日本語喋れなくなりましたか?」

 

アクア「.....すんません(-_-)」

 

咲帆「(ため息)......で、業務連絡なんですけど、」

 

アクア「え!?なんだ、俺の退院祝いするから美味しいレストランに一緒に行きましょ、とかじゃないの??」

 

咲帆「電話切りますよ」

 

アクア「ごめんごめん(笑)....あ、でさぁ、飛行機どこ?ってかお前もどこ?」

 

咲帆「私はポートランドに戻りました。こんな田舎じゃすることがないので。あと、飛行機の方はStrom空港じゃ修理できないとのことなので、ポートランド国際空港の整備場まで大型トラックで運ばれて行きました」

 

アクア「え!?うそ!?そしたら俺もポートランドまで戻らなきゃいけないってこと?」

 

咲帆「そうなります」

 

という訳で、タクシーを捕まえてポートランドに戻ったアクア。

 

空港に到着し、格納庫で整備中のC208Bを発見。

 

アクア「Thank you so much for repairing this aircraft. It was my fault....」

整備士「Er....It'll take about 2weeks from now to repair this aircraft completely...」

 

2週間!?まだ、後2週間も飛べないの!?それは困る。

 

とある航空会社の事務所に出向いて、早速コードシェア運航の話をもちかけるアクア。すると、何社か断られた後に、1社だけ承諾してくれました。どうも、風邪でパイロットの数が足りないようです。アクアも咲帆もB737-800の操縦資格は持っているので、しばらくこれでフライトをします。

 

こんな感じの飛行機です。

デフォルトの機体では天文航法用の窓がコックピットの上にあって違和感がありましたが、このアドオンでは、ちゃんと消えています。(ただし、バーチャルコックピットはデフォルトの物をそのまま使用しているようで、その窓が消えていません)

 

夜になり、出発時刻が迫ってきました。この空港のデザインは、おしゃれで好きです。

ゲートに向かいます。

ロゴ灯がちゃんと付いていて嬉しい。

FMSがちゃんと装備されています。PMDGなどのアドオンは高くて難しそうだけど、デフォルトの737では物足りない!という人には絶好のアドオンだと思います。エンジン音もかなりリアルです。しかも無料なんて、本当にすごい。

プッシュバック開始。

あ、コックピットの窓が開いてしまった。。。このアドオンで唯一注意しなければいけない点は、ATCウィンドウを画面左上に配置しているときに、うっかりウィンドウの何もない所をクリックすると、窓が反応して開いてしまうところです。(飛行中に開いたこともありました笑)

離陸許可をもらい、滑走路に侵入。夜の空港って本当に綺麗です。WOAのファンの方が、たまたま滑走路末端からヒコーキ撮影をしていたようで、写真を送って下さいました。ありがとう、マイケル君!(それが誰だか知る者はいない)

離陸滑走開始。このアドオンは、Auto BrakeをRTO(Reject Take Off)のポジションにセットすることができます!なんか楽しい。

 

注:RTOは、毎回離陸の度にセットします。万が一離陸を中止するときに、自動的にブレーキをかけてくれる仕組みです。

咲帆「VR!V2!ポジティブ!」

アクア「ギアアップ!」

咲帆「ギア・アップ」

 

機体は滑走路を蹴って、夜空へと吸い込まれていきます。

順調に高度を上げていきます。

下に見える一筋の光は、州間高速道路でしょうか。幻想的です。

夜空にスーッと伸びるコントレール。ずっと眺めていたい。

シアトル・タコマ国際空港に向けて、降下開始。このアドオン、ベルト着用サインの点灯もできます。しかも、乗客の声も聞こえるんです。出発前には、(乗客が乗りこんでいる最中なので)機体がわずかに揺れたり、シートベルトを締めるような音がしたり、ハードランディングをすると悲鳴をあげたり....(またそれは後ほど)

空港は目前です。

 

アクア「アプローチ・プッシュ」

咲帆「ラジャー」

咲帆「ランウェイ・インサイト!」

アクア「チェック」

暗闇の中から、うっすらと浮かび上がってくる空港の明かり。この瞬間、着陸に向けて気が引き締まります。

咲帆「アプローチング・ミニマム」

アクア「チェック」

咲帆「ミニマム!」

アクア「ランディング」

オートパイロットを解除し、マニュアルで機体を降ろします。緊張の瞬間。

ちょっとフレア(機首上げ)が早かったですが、無事に降ろすことができました。

滑走路から離脱後、グラウンドにコンタクト。

スポットイン。ご搭乗、ありがとうございました。

咲帆「シャットダウン・チェックリスト コンプリート」

アクア「今日もお疲れ様」

咲帆「お疲れ様です」

アクア「咲帆」

 

咲帆「なんですか?」

 

アクア「一緒に飯食いに行かない?」

 

咲帆「なんでですか?」

 

アクア「え、いや...」

 

咲帆「....いいですよ///」

 

アクア「マジで!?よっしゃぁ!!」

 

?「俺も行くぜ」

 

アクア「え、誰?」

 

すると、後ろに人影が。

 

 

・・・・と思ったら、なんじゃこりゃ!!!

?「オートパイロットのコスモスです。アクアの着陸、今日も下手でしたね♪」

 

アクア(絶句)

 

 

コスモスはオートパイロットの魂みたいな何かで、あらゆる機体に乗り移ってくるのは以前から知っていたが....

(コスモスの声を聞いたことがない人は、WA001便のフライトログを見てみてください)

まさか、あの”ペッパー君”にまで乗り移ってくるとは。恐ろしやー。

 

くそ、せっかく咲帆を食事に誘えたのに、なんてことしてくれるんだコスモス。

 

コスモス「咲帆さんをデートに誘おうとしても無駄ですよ、下手くそキャプテン♪(ペッパー声)」

 

アクア「んあ?バッテリー引っこ抜くぞお前」

 

コスモス「そしたら次回のフライトからオートパイロットが使用不可能になりますけど、よろしいでしょうか?よろしければ画面をタッチして下さい」

 

咲帆「まあ、どっかのキャプテンはオートパイロットなしには着陸できないでしょうね」

 

アクア「・・・・・・・」

 

こうして、3人はシアトルの綺麗な夜景を仲良く眺めていましたとさ、おしまい。

PILOT LOGBOOK

飛行時間:2.3時間

着陸回数:1回

飛行距離:208.01km

WOA世界一周フライトでの飛行距離:276.15km

総飛行時間:4.6時間

総着陸回数:7回

 

※総飛行時間、総着陸回数は、記録がないWA001便を除きます。

  飛行距離は、空港と空港の直線距離です。

  また、下2つの項目は、このサイトに載せている以外に、練習用で飛んだフライトも含みます。


注:このブログはアクアの壮大な妄想によって成り立っていますので、くれぐれも信じないでください。

  また、フライトログの中の、FSX画面以外の画像は、全て再使用が許可されている画像を使っていますので、問題はありません。


おまけ:WA003便 NG集

 

まずはこちらから。フライト中にまたもやコックピットの窓が開くというNG。

咲帆「キャプテン!与圧が急激に下がっています!酸素マスク着用!緊急降下!!」

アクア「え?」

横を見ると......

次も、飛行中の1枚。

え、咲帆って、実は..........男だったの?(0▽0;;;;;;)//// しかも、超不気味なアクア。なんでフライト中ずっとニヤついているんだ!?

そして最後は、着陸です。実は、WA003便OKシーンの前には、WA003便を一回飛ばしていたのです。

どういうことかというと.... ご覧ください。

 

まず、空港へのアプローチ。ビルが近くて、まるで香港の今はなきKaitak空港へのアプローチみたい。

着陸。緊張していますが良い調子です。

タッチダウン。これからが、悲劇の始まりでした。

アクア「あれ!?止まらない!止まらない!止まらない!!ブレーキかけてんのに」

咲帆「キャプテン!オーバーランします!!!!!!」

 

(乗客の悲鳴とタイヤがきしむ音が、本当に聞こえます。やっぱこのアドオンすごい)

アクア「あーーーーーーーーーー!!!!!!」

咲帆「わーーーーーーーー!!!!」

着陸時にオートパイロットは解除したのですが、オートスロットルが入りっぱなしだったのが事故原因でした。

WA002便に続いて、またもや事故...。

 

アクアの脳裏に、今までの人生が走馬燈のように駆け巡る。

激しい衝撃と共に、WA003便の機体は大破した。

 

 

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教官「はい、お疲れさん」

 

アクア・咲帆「ふえっ!?」

 

教官「君たち、そこまで真剣にシミュレーター訓練をやるのは良いことだね。でも、オートスロットルの解除忘れとかいう基本的なミスは、絶対に許されないものだ。明日のWA003便では絶対に気をつけるように」

 

 

WA004便へ続く.......。